今日は玉川大学文学部リベラルアーツ学科の卒公を観に
玉川学園まで行って来た。
3時間の作品をイタリア語上演と言うのも 大志のある学科
だなと感じたし、相手の動作におけるリアクション(相手の
顎に手を置く演技、聖杯に手を伸ばす動作の長さ、大人の異
性を相手にした時の上半身だけで動く感じ)は まだ近代演
技論を習得したとは言えないが演出の石川さんは バンギャ
だけあり、美しい仕草、場面の多いオペラだったと思う。
衣装の田澤さん、堀田さんもかなり、ファイナルファンタジ
ーと言うか、近頃のRPGっぽい衣装で観易くしていたと思
うし 照明の古田さん、小野さんも見切れないコンソールか
ら片手を出して操作したり、切り替えの多いスポットでタイ
ミングよくソロの切り替えをしていたと思う。
音楽も要の須藤さんや伊達男の網野教授の安定感も増したし
歌も良かった。
では何か不足や不満があるかと聞かれれば、理由無き反抗と
言うか この作品は俺のものと言い切れる 演者の愛情とも
エゴとも呼べる衝動的な何かが必要なんだと思う。
リベラルと言うからには(実際に傍若無人であれと言う事で
はなく)全ての手法を鑑みて 緩急のある強さで芸術を斬り
開く事が急務だと思われるし(経済的衰退のあとに全ての文
明は芸術を残すので)日本刀なども硬い金属と柔らかい金属
の美しい重なり合いと鍛錬とで出来ているのだから、と言う
ヒントにも戯言にもなる事を伝えて 終わりとしたい。
あと関係者の中に私と藤澤先生の確執を心配する人達がいる
ので ここで書くが、大の男が腹割って本音で話せないなら
とっくに男など辞めている。自分が男だと認めている人だか
ら 私は真剣で藤澤先生と対峙しているし、男はそういう面
倒くさい生き物である、と言っておこう。誤解されるような
ウジウジしたものは無い。